2026.11.02

「エンジニアが輝ける場所を増やしたい」。部署を越えて人を巻き込み、施策をつなぐー2026年度上期Buddy賞受賞者 佐波さんインタビュー

「エンジニアが輝ける場所を増やしたい」。部署を越えて人を巻き込み、施策をつなぐー2026年度上期Buddy賞受賞者 佐波さんインタビュー

ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。

仲間の挑戦や成長を讃え、下期への決意を新たに。2026年度上期ギークスアワードをレポート!

Buddy賞は、ギークスが大切にしている「挑戦・楽しむ・成長・感動」という仕事に臨む姿勢を体現し、行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、当該期間に最も活躍したメンバーに贈られる賞です。 社員投票をもとに選出されます。

今回は、2026年度上期Buddy賞を受賞した、IT人材事業本部 マーケティング部 toCチームの佐波さんに話を聞きました。

部署を越えた「巻き込み」が、受賞に繋がった

ーBuddy賞、受賞おめでとうございます!ギークスアワード当日は、プレゼンターとして登壇し、ご自身で自分の名前を読み上げるという展開でしたね(笑)。その瞬間の率直な思いを教えてください。(受賞者はアワード当日発表のため、事前には知らされていません)。

率直に、めちゃくちゃ嬉しかったです。まさか読み上げる側の自分が、自分の名前を読むことになるとは思っていなくて(笑)。

かなり大変な半期だったので、発表する名前が自分だと分かったときは、心の中で「よっしゃ!」と叫んでいました。読み上げる立場だったからか、壇上では不思議と冷静でした。

ー大変な半期だったというのは、どのような点でしょうか。

任せていただける施策がぐっと増えた半期でした。もともと担当していた広告運用・YouTubeやSNSの運用に加えて、エンジニア向けコミュニティ「Engineer Base」の立ち上げも並行して進めていました。マーケティング部に入社したメンバーのメンターも務めていたので、正直パンクしそうな瞬間もありましたが、それでも一つひとつ、必死に向き合ってきた半年間でした。

ーお祝いコメントは、マーケティング部の長尾さんからでした。

壇上の長尾さん、緊張で右ひざが震えていたんです(笑)。普段はYouTubeの撮影などで一緒になることが多く、楽しみながら仕事をしている間柄なので、あんなに真面目にフィードバックをもらったのは初めてでした。この2年間、真剣に仕事に向き合ってきたことを言葉にしてくれて、「ちゃんと見てくれていたんだ」と感動しましたし、とても嬉しかったですね。

ー壇上でのスピーチでは、どのような想いを伝えたいと思っていましたか?

会場には、初めましての方も多かったと思いますし、マーケティング部の仕事は外から見えにくいので、自分が何をしているのか、マーケティング部がどんな役割を担っているのかを改めて知ってもらいたいと思い、スピーチさせていただきました。

マーケティングの数字は、集客で終わりではなく、その先の成約や事業の成果に繋がってこそ意味があると思っています。目の前の数字だけではなく、その先まで見据えていることを、皆さんと同じ目線で共有したいという想いも込めました。

ー受賞できた要因は、ご自身でどのように分析されていますか?

広告運用は、極端に言えばマーケティング部の中だけで完結してしまう仕事で、なかなか見えづらい部分もあるので、コミュニティの立ち上げが大きかったのかもしれません。

コミュニティを立ち上げてからは、研修を担当するチームや、勉強会を一緒に企画する事業開発部、CS部など、他部署の方と関わる機会が格段に増えました。そういった場面での周囲の巻き込み方や接し方を見ていただけたのかなと思っています。

エンジニアの皆さんが輝ける場所を増やしたい

ー特に印象に残っているのは、どんな取り組みですか?

やはり、コミュニティのゼロからの立ち上げです。参加することでどんなメリットがあるのか、参加後に何を継続して提供できれば離脱せずにいてもらえるのかなど、立ち上げの前から2か月ほどかけて設計しました。他のエンジニアコミュニティの事例を調べたり、メンバーや知り合いに意見をもらって壁打ちしたりと、いろいろな方の力を借りながらつくり上げました。

ー「Engineer Base」は、どのようなコミュニティなのでしょうか。

「Engineer Base」は、Discordを基盤としたエンジニアコミュニティです。「発信が、キャリアになる場所。」をコンセプトに、学び・交流・発信・案件がひとつの場で繋がることを目指しています。

個人のSNSやブログで発信している方もいる一方で、「アウトプットしたいけれど、共有できる場がない」という方もいらっしゃいます。AIの技術やTipsを交換し合える横のつながりをつくり、学び合い、自身の発信がキャリアにつながる、そんな良い循環が生まれるコミュニティを目指しています。エンジニアの方が輝ける場所を増やしたいという想いで、日々施策に向き合っています。

最初は、施策の意図に共感してくださった4名の初期メンバーからスタートしました。その内のお二人は、以前YouTubeに出演してくださった方々です。これまで取り組んできたことが、線としてつながってきた感覚がありました。その後、研修プログラムの参加者やハッカソンの出場者にも加わっていただき、エンジニアだけでなくデザイナーの方など、多様なメンバーが集まるコミュニティに広がっています。初期メンバーの方が運営にアドバイスをくださることもあって、日々学ばせてもらっています。

ー運営する中で、難しさを感じた点はありますか?

会社として運営するものではありますが、プラットフォーム自体はラフなコミュニケーションが魅力の場です。そのカジュアルさをどこまで守り、どこまで企業としての規律を持たせるか、そのバランスにはとても悩みました。ニックネームで参加できるようにしつつ、任意でフルネームも登録できるようにするなど、細かな設計を重ねています。

ー改めて、普段の業務内容を教えてください。

toCチームで、エンジニアの方の集客を担当しています。「GEECHS JOB」を知っていただき、登録に繋げるために、検索広告やSNS広告などを活用し、どの経路からの流入が一番効率が良いかを日々検証しています。

YouTubeでは、主担当として企画から撮影のディレクション、構成の検討、編集の指示出し、公開までを担っています。最近では、CEO対談でAI人材の採用をテーマにした企画や、イベント施策(ハッカソン)と連動し、出場者の魅力を発信する企画などを手がけました。

▲「GEECHS JOB」のYouTubeチャンネル

人見知りだからこそ、自分からきっかけをつくりにいく

▲プレゼンターとして登壇し、受賞者として自分の名前が書かれているのを発見した時

ーBuddy賞インタビューでは恒例なのですが、好きな「10の心得」を教えてください。

好きな10の心得は「『遊ぶ』も全力!」です。

実は人見知りで、業務中に自分から話しかけるきっかけをつくるのが苦手なんです。一時期、部門ごとにオフィスが分かれていた時期があり、現場の方とコミュニケーションを取るのは簡単ではありませんでした。

そこで、社内のハッピーアワーに参加したり、中途入社同期のメンバーに機会を作ってもらってその周りの方との接点を作ったり、他部門の営業ユニットの飲み会に参加させてもらったりしました。「遊び」の要素も混じるカジュアルな場面をきっかけに、仕事の話題も生まれるので、そういった機会を意識してつくってきました。

もちろん、純粋に「みんなと仲良くなりたい」という気持ちも大きいです(笑)。そういった関係が生まれれば、仕事も円滑に進めやすくなります。だからこそ、遊びも仕事も全力なんです。

ー「10の心得」以外に、大切にしているスタンスはありますか?

「とにかくやってみる」ことです。私は人の意見も積極的に取り入れていきたいタイプなので、まずはみんなに意見を募り、それを揉んで形にしていきます。そして、良さそうだと思ったら一度やってみるようにしています。

コミュニティの立ち上げでも、頭の中だけで構成を練り続けていても仕方がない場面がありました。そこで、立ち上げる前に絶対に押さえるべきところと、立ち上げてから調整するところを切り分けました。コミュニティ内での発信内容やその内容へのエンジニアの皆さんの反応は、やる前から気にしていても仕方がない部分もありますし、PDCAを回し始めるタイミングは都度都度変えていました。

ー直近で、ご自身の成長を感じた部分はありますか?

入社直後よりも、人を巻き込んで仕事ができるようになりました。部門を超えて依頼させていただく機会が増えてきたことで、相手の立場に立った準備を進められるようになりました。例えば、相手が懸念に感じそうなことを事前に整理しておき、その改善策をこちらから提案するようにしています。仕事だからといって依頼を投げるのではなく、相手の意見を伺いながら一緒に進め方を考える。ここは、自分の強みになってきたと感じています。

前職では、「自分の領域内で与えられた役割を果たせば良い」という働き方でした。ギークスに入ってからは、横の連携や他部署とのコミュニケーションが増え、様々なメンバーとともに仕事を進める力が身についたと思います。一方で、細かな抜け漏れはまだまだ課題なので、リーダーの結城さんからのフォロー機会を減らせるように、もっと精度を上げていきたいです。

ーマーケティング部の仲間について、どんなふうに感じていますか?

雰囲気が本当に良いチームで、これは部長の小澤さんのお人柄があってこそだと思っています。メンバー一人ひとりが自分の業務にプライドや誇りを持っていて、担当者としての意見や見解、進める力を持っています。アベンジャーズのように、それぞれのプロが集結している感覚です。妥協しない姿勢は、事業部を引っ張っていける組織だと思っています。

ーメンター業務も担当されているとのことでしたが、どのようなことをされているのですか?

数値や分析の観点、KPIの詳細などを伝えながら、ひとりで広告運用ができる状態を目指しています。異業種からギークスに来たメンバーなので、IT業界のキャッチアップのため、また、用語の意味が分かっていないと、広告の見出しや配信の異変に気づけないので、AIで問題を作って毎朝ミニテストを実施しています。教える私自身も、毎回とても勉強になっています。

ー最後に、今後の目標について教えてください!

マーケティングの成果を、どのように成約まで繋げていくか、その要因をしっかり分解していきたいです。すぐに答えが出なかったとしても、仮説を立てて打ち手を実行できる下期にしたいですし、広告運用の担当者として牽引していきたいと思っています。

コミュニティは、マーケティング施策のハブになると考えています。まだまだ発展途上ですが、SNSやイベントとも連動させ、エンジニアの方々のキャリアに繋がる場にしていきたいと思っています。コミュニティ自体が施策を巻き込む側になれるよう、育てていきたいですね。

ーありがとうございました!

広告運用、YouTube、SNS、そしてコミュニティの立ち上げと、多くの施策を並行しながら駆け抜けた佐波さん。「とにかくやってみる」という姿勢と、相手の立場に立った巻き込み力で、マーケティング部と現場、そしてエンジニアの方々をつなぐ新たな接点を生み出しました。

「『遊ぶ』も全力!」で人との関係を築き、その関係を仕事の力に変えていく姿は、部署を越えて多くのメンバーに刺激を与えています。これからの挑戦も楽しみです!

改めまして、2026年度上期Buddy賞の受賞、本当におめでとうございます!